The Organic Companyは、オーガニックコットンを使用した商品を開発・製造することを主体としています。少ない資源の中から、妥協せずデザインし製品を作り上げることこそが、人々の素晴らしい生活につながると信じているからです。
2007年、JoyVasiljevが設立したこのThe Organic Companyのモットーは、誠実であり、オープンであり、環境への新たな可能性を見出すこと。
The Organic Companyの製品は全てオーガニックコットンを使用しており、設立以来バス・キッチン・トラベル・リラックス向けなど、数多くの家庭全般オーガニックテキスタイルを生み出してきました。
その全ての製品はオーガニック・テキスタイル世界基準 GOTS (Global Organic Textile Standard)の認定を受けています。
GOTSはオーガニックの原料に、有害物質や残留物が含まれていない事を保証し、国際的な労働者の権利を尊重するという「環境」と「社会的責任」に焦点を当てたオーガニック繊維に関するテキスタイル加工の世界基準です。
“私たちは、気候変動・過剰なエネルギー消費・土壌汚染・生物の絶滅など次の世代に引き継いではならない地球環境の問題に、今向き合うべきなのです。”
TOC設立に至るまでの始まりは、
Joyが自身の子供の服を探している時に感じた疑問でした。
・素敵なデザインと、オーガニックを兼ね備えた商品が極端に少ない
・農薬を多く使用して育ったコットンを使用した、デザイン性の高い製品をとるか
デザイン性は低いがオーガニック素材であることを取るか、の2択になっている
・私たちは子供の未来を見据えて、普段地球環境を守るような行動をとれているだろうか
そこからJoyは、オーガニックコットンでもデザイン性に優れた製品を生み出すこと、 地球環境に対する配慮を根本としたこのオーガニックコットン事業が必ず成功し、社会的にも称賛されるべき事業であることを 世の中に証明するという使命を自身に掲げ、2007年にTOCを設立します。
設立当初は、Joyのビジネスは順調とは言えませんでした。
当時世界はコットン産業の劣悪さを認識しておらず、Joyの考え方に賛同できるほどオーガニックコットンに理解を持った人は多くなかったのです。
しかしそれから約15年、世の中の地球環境に対する意識の変化と共にJoyの考えは多くの人に受け入れられ、
今や世界26カ国以上に200以上の製品を生産・輸出するまでに成長を遂げました。
現在、Joyのオーガニックライフスタイル、環境、サステナブルに関する考え方は世の中に多くの影響を与えています。
そして彼女は自分の考える「より良い方法」を人々に伝え、気付いてもらうため日々講演やセミナーに奔走しています。
“願うだけでは物事は良い方向へ変化しません。変化には行動を伴うのです。”
※1) 世界共通のオーガニック繊維認証基準。認証の対象は、リサイクルや動物愛護、環境保護などの要件にまで及び、衣服からパーソナルケア用品まで、幅広い繊維製品に適用されています。
NPO法人日本オーガニック・コットン協会
I believe in much better things
and I want the world to open
its eyes for the better.
Joy Vasiljev –
founder of The Organic Company
私はより良いものを信じ、
より良いもののために
世界が目覚めることを望んでいます。
オーガニック カンパニー設立者
ジョイ・ワシリエフ